2022年9月25日日曜日

濃厚接触者になったので自宅でPCR検査してみた話

2022年7月末

世は新型コロナウィルス第7波が到来し,今までとは違う感染の広がりをみせていました.

感染対策はしっかりしつつも,自分にはどことなく直接関係が無かったコロナが私に最も近づいた時期と言えるでしょう.


さて,本題に入りますと私の同僚,さらにいうなら隣のデスクの人間がコロナに罹患し,濃厚接触者であろう私も当然ながら自宅待機となりました.

熱などの症状が出ていない場合,濃厚接触者は5日で自宅待機解除となります.

しかし無症状感染の疑いもあるし,何より急に5日間の休みが出来てしまって暇なので検査しようということにしました.


調べた・思いついたPCR検査方法は3つ

市役所やの無料検査所に行く,ドラッグストアの有料検査所に行く,ネットで自宅検査用キットを購入する,です.

1つ目の市役所はもう予約で一杯でした.もし市役所にこだわるなら予約キャンセルを狙ってずっと予約サイトを監視する必要があります.

2つ目のドラッグストアでの検査は個人用を買うよりはお得ですが,海外出張者などを対象としているため濃厚接触者は基本お断りです.

というわけで潔く検査キットを買いました.


今回は木下グループ様のPCR検査キット(¥2,900(税込))を購入しました.


注文して営業日2, 3日で送られてきました.


キット同梱物は各種使用説明と送付用シールなど

検査を始める前に必ず各種登録が必要です.



具体的には検査キットと本人照合などです.


検査キット本体はこのような中身

そんなに特別難しい事もなく,唾液を摂取し,不活性剤と混ぜ検査用ケースに移すだけ.


非常にお手軽でした


指示に従い梱包したら,宛先シールを貼って完成


郵便局にて送付後2,3日でウェブサイトにて結果発表

意外にも陰性だったので翌日から復帰しました.

と言っても自宅待機〜翌日キット購入〜結果が出たのは濃厚接触者になってから

6日後だったので待機期間は既に終了していました.

(陰性結果が出た当日保健所から待機解除の連絡をいただきました.)

キット購入した意味……



というわけで濃厚接触者&自宅PCR検査体験記でした.

濃厚接触者って罹患者より案内が少なくてよく分からないんですよね.

症状が無いので医療機関に頼るわけにもいきません.

まあ行政・医療機関側としては,家で大人しくしとけ,ということなのだろうと思います.



2022年7月31日日曜日

HGUC Ξガンダム レビュー

久々にガンプラを作りました.

それもHG(1/144)とは思えないほど巨大なものを.


HGUC Ξガンダム(クスィーガンダム)を今回作っていこうと思います.

パッケージからしてMG(1/100)並みの巨大さです.


レーンはA〜Lまでの対称パーツ含めて17個あります.

関節用のABSパーツが無くなってるなんて時代ですね.


パーツの一つ一つが大きい分普段のHGより造形も細かくなっているように思います.


早速,腕パーツです.

上腕より下腕パーツの方が大きいですが,肘はよく曲がっています.

若干萌え袖気味なのが良いですね.


続いて両足部です.

ファンネルミサイルの関係上,膝の稼働領域は広くなっています.


胸部パーツです.


胸と腹の稼働が分割されているのはHGでは革命的に感じます.


腰パーツです.
これはいつも通りですね.


頭部パーツです.
ユニコーン並みに角がでかい.


肩アーマー及びミノフスキークラフトをつける前の貴重な骨格シーン


肩部パーツです.
フライトモードになるようにちゃんと動きます.

写真だと分かりづらいですが,ミノフスキークラフトが稼働するようになっています.


完成しました!

ライフル・シールド・ビームサーベルが付属しています.

パッケージの再現ポージング

百均でオーロラ背景を買ってきました.
iPhoneのポートレートモードを組み合わせてミノフスキー光があふれている感じを再現してみました.

最後にRGとの大きさ比較
やはりHGとは思えない大きさです.


閃ハサを観てからずっと作りたいと思っていましたが,Amazonなどでなかなか入荷しなかったこと,単に値段が高かった(約¥9,000)ことで迷っていましたが,作って良かったです.

可動できる部分も多く,遊べるキットなのもおすすめポイントです!



2022年5月18日水曜日

Insta360 ONE R レビュー

 前回ジンバルカメラをレビューしましたが,今回はその続きみたいな記事になります.


Insta360 ONE R です.

前回とはうってかわって今回はGoproなどと同じ部類のアクションカムになります.

同梱物はUSB to USB-Cケーブルとマウントブラケットです.

なお,名前からして某SNSと関係ありそうですが,全く関係ありません.


写真撮影モード,動画撮影モード,タイムラプスモードが搭載されており,

動画撮影モードでは4K, 2.7K, 1080P それぞれ60FPSまでの撮影が可能です.


一番の特徴は拡張性があるところです.

(ヒビが入っているのはレンズ部ではなく保護ガラスフィルムです)

モニター(システム部分)・レンズ・バッテリがそれぞれ独立しています.

私は標準の4Kレンズしか購入していませんが,1インチレンズや360° レンズもあるので用途に合わせてモジュールの組み合わせを変えることができます.



モニターとレンズを同じ向きに取り付ければ,自撮りモードになります.



モニター側面にはUSB-CとマイクロSD挿入口があります.

充電しながらカメラ機能は使えますが,

その間は外部マイクを使うことが以前はできませんでした.

2022年4月頃にInsta360 ONE Rの後継機であるRSが発売され,

それと同時に,充電しながらマイクも使えるマイクアダプタが発売されました.

https://store.insta360.com/product/mic_adapter_horizontal_version


ちなみにマイクとして Airpods pro とも連携できますが,音質は悪いのでお勧めしません.

さらに公式のマイクアダプタがないと外部マイクは使えないので,

外部マイクを使う方は上記は購入必須です.


例の如く,このカメラを持って今回は日光に行ってきたものを動画にしました.



設定からHDに変更しても画質が悪いと思いますが,

おそらくこれは撮影時のカメラ側の設定だと考えています.



撮影モードとしてベーシックモードとプロモードが選べます.

Insta360系専用の読み込みアプリではプロモードで撮った動画の画角を調整できますが,

ベーシックモードではその設定が「45° 水平ロック」に固定されていると考えています.

この45° 水平ロックが中々の曲者で,

振動を無理やり抑えようとするので動画にその後が残ってしまい,

取り込み時の画質が通常の1080Pより落ちていると考えています.

ベーシックモードで撮った動画を取り込んだ場合

プロモードで撮った動画を取り込んだ場合

ちなみに日光での撮影はベーシックモード・1080P・30FPSで行いました.


折角の私のYouTube処女作(限定公開を除く)ですが,

撮影はあまりうまくいきませんでした.

というかうまくいかなかった事ばかりでしたが,

これからも暇があればちょこちょこ投稿していこうと思います.

2021年11月30日火曜日

M5Stackで1D100ダイスを作る

 1年前のクリスマスに自分用プレゼントとして買ったM5Stack Grayでようやく少し遊び始めました.

今回は表題通り,コロナ禍があけて対面でクトゥルフTRPGができるようになった時のために使えるか分かりませんが,1D100ダイスを作ってみようと思います.

先に断っておきますが,出来たもののあんまり満足していません


さて,ボタンを押してただ乱数を表示させるものでもいいのですが,折角9軸センサを搭載したM5Stack Grayを買ったので,今回はM5Stackをフリフリして数字を表示させるダイスを作ります.ダイスだけに.

ただ,ネットにいくつかあるソースコードを利用しようとしましたが,対応しているのがMPU9250を搭載しているもので,自分が買ったものはMPU6886搭載のものなので微妙に対応していないようです.

よって今回は1から作っています.ただ,私がハイパス・ローパスフィルタなどの使い方をわかっていないため,かなり稚拙な制御になってします.

以降はそれをご承知でご覧ください.


まずは加速度センサを利用して,振ったときにどれくらいGがかかっているのか計測します.

#define M5STACK_MPU6886
#define TFT_GREY 0x5AEB

#include "BluetoothSerial.h" 
#include >m5stack .h>
float accX = 0.0F;
float accY = 0.0F;
float accZ = 0.0F;
int mode = -1;

BluetoothSerial bts;

void setup() {
  // put your setup code here, to run once:
  M5.begin();
  M5.IMU.Init();
  Serial.begin(9600);
}

void loop() {
  // put your main code here, to run repeatedly:
  M5.update();
  M5.IMU.getAccelData(&accX,&accY,&accZ);

  if(mode == -1 || M5.BtnA.wasReleased()){
    mode++;
    mode = mode % 3;
    if(mode == 0){
      Serial.printf("accX,accY,accZ\n");
      }
    }
  if(mode == 0){
    Serial.printf("%5.2f,%5.2f,%5.2\n", accX, accY, accZ);
    }
  delay(10);
}

 シリアルプロッタで確認したものが以下です.


大体3超えるぐらいのようです.

これより以下のプログラムを作りました.
#define M5STACK_MPU6886
#define TFT_GRAY 0x5AEB

#include <M5Stack.h>

int randNumber;

float accX = 0.0F;
float accY = 0.0F;
float accZ = 0.0F;

void setup() {
  // put your setup code here, to run once:
  M5.begin();
  M5.Power.begin();
  dacWrite(25, 0);

  randNumber = 0;

  M5.IMU.Init();
  M5.Speaker.setVolume(1);
  
  M5.Lcd.fillScreen(BLACK);
  M5.Lcd.setCursor(140, 100);
  M5.Lcd.setTextColor(BLUE);
  //M5.Lcd.setTextFont(6);
  M5.Lcd.setTextSize(7);
  M5.Lcd.printf("0");
  delay(1000);

}

void loop() {
  // put your main code here, to run repeatedly:
  M5.update();
  M5.IMU.getAccelData(&accX,&accY,&accZ);
  
  //if (M5.BtnA.wasReleased()){
  if (accX > 3.0F || accX < -3.0F || M5.BtnA.wasReleased()){
    randNumber = random(1, 101);
    M5.Lcd.fillScreen(BLUE);

    if(accX < 0.5F || accX > -0.5F){


      if (randNumber < 6){
        M5.Lcd.fillScreen(WHITE);
        M5.Speaker.tone(1046, 100);
        delay(100);
        M5.Speaker.tone(1568, 500);
        M5.Lcd.drawString(String(randNumber), 140, 100);
        }
      else if (randNumber > 95){
        M5.Lcd.fillScreen(RED);
        M5.Lcd.drawString(String(randNumber), 140, 100);
        M5.Speaker.tone(131, 100);
        delay(100);
        M5.Speaker.tone(131, 500);
        }
      else {
        M5.Lcd.fillScreen(BLACK);
        M5.Lcd.drawString(String(randNumber), 140, 100);
        }
    }
  }

}

ディスプレイをクリティカルで白色,ファンブルで赤色で光らせるようにしています.

簡易的に音も鳴るようにしています.

 

実際に動かしてみました.

振って数字が変わるという挙動はできていますが,振っている最中は数字が変わり続けるのでイカサマ感が残ります.
そのため一応ボタンでも数字が変わるようにしています.

色々対策・その他のアルゴリズムも考えてみましたが,今回は個人的タイムリミットなのでここまでにします.
フィルタを組み込んだちゃんとしたものが作れる方はぜひご教授ください!


2021年9月23日木曜日

Hacray pomi pocket gimbal レビュー

8年ぶりに満月と重なった中秋の名月をこんなにみんな興味あったかなというぐらい眺めているようです。

多くの人が上を向いているのはいいことかもしれません。


さて、一眼レフカメラなどデカくて重い機器を持ち歩きたくないので、あまりにカメラに興味はなかったのですが、1年以上前に2度いわゆるアクションカムを買いました。

今回はその1度目の方のレビューになります。

Hacray Pomi pocket gimbal

hacrayのジンバルカメラです。

Goproなどのアクションカムは撮影時のぶれを電子的に修正しますが、ジンバルカメラは物理的にぶれを修正するカメラと思ってもらえれば大体いいと思います。

同梱物は本体・シリコンケース・充電コード・説明書といたって最小限


モニター側です
特にスイッチなどはありません


底にはカメラ用の三脚などに対応したネジが切ってあります
また、マイクもここに位置しています


モニター反対側には撮影開始用のボタンがあります


起動時の状態です
このタイプのカメラではモニターは大きい方だと思います

以下スペックです
・4K, 1080p, 720pで各30fpsでの撮影が可能
・画角は広角のみ(具体的な数値は110°程度か)
・タイムラプス、ランドスケールなどの撮影モードにも対応

この他にも本体からのwifi接続とスマホの専用アプリを用いたカメラの操作及び現在写っている被写体の確認が可能です

ファームフェアのアップデートによって、パソコンの外部カメラとして用いる事も可能です



さて、これだけではカメラのレビューとしては不十分かと思われるので実際に撮影しました

さらに折角なので動画にしました
2バージョンありますが、内容は一緒です

ただ私の"知識不足"のため、動画にかなりノイズやコマ落ちが発生しています

閲覧の際はご注意ください




2021年8月31日火曜日

馬刺しを買うためだけに千葉県に行った話

公共交通機関が発達している関東では県境って意識するんでしょうか?
などと言い訳を考えつつ、例のごとく青春18きっぷが余っていたので巷で話題になっていた馬刺しの自動販売機を見に千葉県は松戸に行ってきました。


馬刺しといえば九州地方が有名ですね。
九州出身の友人曰く、九州ではスーパーの刺身コーナーに売っているような感覚で生食用の馬刺しが売っているらしいです。
なぜ千葉県で馬刺しなのか、一応個人的に調べてみました。

馬肉のことを桜肉と言ったりします。
この桜肉と呼ばれる由来はいくつかあるのですが、一説には千葉県佐倉市には江戸時代に幕府直轄の馬の牧場があり、「馬と言ったら佐倉」と言われていたことから佐倉→桜となったのが桜肉と呼ばれる起源とされています。
今でも千葉県北部では馬肉を提供する居酒屋や精肉店がそれなりにあるようです。


そんな馬肉文化が根付く千葉県に馬肉の自動販売機が登場しました。
現在、松戸市、市川市、鎌ヶ谷市に計4ヵ所設置されているようなので、以下にまとめます。

黒いピンの左上から順に時計回りで
松戸市松飛台390-5 (NTCデリバロジスティック前)
・鎌ヶ谷市新鎌ヶ谷駅前 (らぁめんものこころ新鎌ヶ谷店前)
・鎌ヶ谷市富岡1-4-64 (NTCデリバ本社工場前)
市川市本北2-23-7 (京屋酒屋店さんの店舗前)

今回は松戸にある自動販売機に足を運びました。

というわけで、東松戸駅に来ました。


京成成田空港線(北総鉄道)に乗ってもいいのですが、ケチって東松戸駅から歩きます。2.8km……いける、いけるとか言いながら土地勘のない私は住宅街を歩き出し始めました。


大通りに出てしばらく歩くと工業地帯にでます。
マブチモーターの本社ってこんなところにあったのか、などと考えながら目的地目指しながら炎天下の中を歩いていきます。


目的地付近に来ると「馬さし」ののぼりとともに、白い自動販売機が見えてきます。


かなり引きの画ですが、「World House Meat Logistics Center」と書いてあります。
馬肉専門の卸売業者のようです。


目的の24時間稼働馬刺し専用冷凍自動販売機です。
高速道路のSAにある食べ物が出てくるような自販機ですね。


すべて生食用で700円のものから1500円まで取り揃えてあります。
今回は700円のオーソドックスなものを購入しました。


購入完了
家に帰って気づきましたが、写真はパッケージの裏面です。
保冷剤効果1時間なのでどう考えても1時間以内に帰れませんが、現地を後にします。


というわけで家に到着したので開封します。
えぇ…、少ない
わずか50gです。まあ、こんなもんですよね。
写真を見直したところ、自販機にもきっちり「50g」と書かれています。
ちなみにユッケ用の辛みそだれが同梱されいます。


というわけでユッケにしました。
うん、戻し作業を怠ったためすこし冷凍感が残りますが、おいしいです。
人生でユッケなんてなかなか食べないし、いい運動にもなりました。
なにより電車代はかかってない!


今回は以上です。
早く大手を振って旅行に行けるようにならないか、待つばかりです。