それはそうと今回は久しぶりのレビュー記事になります。
ご紹介するのは2DHMDのmogoです。
https://greenfunding.jp/lab/projects/2193?utm_medium=GREENFUNDING&utm_source=Portal
HMD(ヘッドマウントディスプレイ)とは最近はやりのVR・ARのために頭に装着する機器です。HTCのVIVEやPSVRなどが身近になりつつありますよね。
HTC VIVE
またもっと手軽なGoogleのcardboardや日本発祥のハコスコなどがあります。
ハコスコ
cardboardなら百均でパーツを集めてネット上の設計図をダウンロードすれば誰でも気軽に作れることで一世を風靡しました。これらはPSVRなどと違って、専用の画面を持たず、スマホでVR・ARを実現しています。
しかし、このタイプのVR機器はスマホでSBS(サイドバイサイド)という画面を二つに分けた状態で表示する必要があり、つまり片目で一つの画面を見るので焦点があっていないと3D酔いの原因になったり、斜視を助長してしまったりします。
そんな中、私がクラウドファンディングの募集で見つけたのがmogoです。
mogo Travel version (折りたたみ状態)
mogo Travel version
上のサイトを見ていただいた方はもうご存知だと思いますが、mogoはアメリカのcinema2goという会社が開発した特殊なレンズの組み合わせによって一つの画面を短距離で両目で見ることができます。画面となるスマホなどはmogoラベルがあるゴムバンドで支えます。
レンズ
レンズの下が開いているので、スマホを操作しながら映像を見たりすることが可能です。
付属のカバーで塞ぐこともできます。
頭の上と横で支えます。
4インチぐらいの小さいスマホのためのアタッチメントもついています。
数回使用した感想としては、mogoはSBS方式にする必要がないので、どんなものでも画素を犠牲にすることなく迫力のある映像を楽しめました。残念ながら3DHMDではないので飛び出してきたりはしませんが、無理に画面の明るさを上げる必要がないので、疲れることはありませんでした。また、メガネをしたまま装着できるのはいいと思いました。(というかレンズに度は入っていないのでメガネユーザーはメガネしたままつけないと視界がぼやけます。)
デメリットとしては映像がレンズの底面に映って、チラついてしまうことがあること。また、側面と底面を解放するので装着している時でもある程度周りが確認できますが、逆に言えば没入感が他のHMDと比べて低いかな、とも思いました。さらに、本体重量230gなので174gのiPhoneXと合わせると約400gにもなり、ちょっと重いです。
あと、ハコスコでいいのではという意見も多少見受けられると思いますが、一番の違いは視界の広さです。宣伝にもあるように今後はドローンレースなど、〇〇目線を体感するのに需要が出てくるのではないか、と考えられます。
全体的に満足ですが、これで¥13500はちょっと高いかなと思いました。今後は映画もそうですが、mogoでしかできない遊びを追求してみようかなと思います。
<今日の動画>
私の予想通り? 8年前のようにサッカー日本代表がベスト16に進出しました! 次の相手は私が優勝すると予想しているベルギーですが、日本代表が彼らと最高のプレーをしてくれることを期待しています。もうどっちが勝ってもいいや。