2019年4月30日火曜日

平成ガジェットを自分の使った物から振り返ってみる

平成最後にブログを更新したいなと思いつつもネタが浮かんでいませんでした。
そんなところにNHKのゆく時代くる時代で平成ガジェットを使用者がプレゼンする番組に触発され、今日の内容を思いつきました。

本ブログで紹介したものもあると思いますが、私を形成したガジェット達を紹介していきたいと思います。
その前に、ガジェットってなに? という方のために簡単にご説明します。

-デジタルガジェット-
目新しく、興味をそそる携帯型の電子機器。多く、スマートホン、タブレット型端末、小型のデジタルカメラ、デジタルオーディオプレーヤーなどを指し、ユニークな見た目や機能をもつパソコンの周辺機器を含めることもある。電子ガジェット。モバイルガジェット。
-コトバンク-

つまり我々が普段使っているスマートフォンや携帯ゲーム機もガジェットにあたります。
私が今日紹介しようと思っているものも意外と身近なものなのではないでしょうか。


最初はこちら
<SHARP PW-GC610 (2010年1月発売)>
電子辞書です。
私が中学に入学するにあたって親に買ってもらったものです。
小学生の頃はSIMカードが抜かれた親や祖父のガラケーのお下がりで遊んでいました。
電話は公衆電話で、その他カメラ、簡単なゲーム、音楽再生や動画再生など当時から日本の携帯電話の機能は充実していたので子供のおもちゃには十分でした。
しかし中学からは携帯電話禁止。
電話機能のない携帯電話などもっぱらでしたし、何よりそのころは音楽が聴きたい者はiPodやWALKMAN、ゲームがしたい者はPSPやDSと住み分けされていたので、僕の者はチープで中途半端でした。
そんな中、この電子辞書のあるパワーに気付きました。
それは、この電子辞書がWindowsCEベースで動いているということでした。
WindowsCEとはMicrosoftがモバイル端末やPDA向けに開発したWindows系列のOSです。このOSはこの後Windows Mobileになります。
さて、2000年代初頭のPDA台頭により、WindowsCEのアプリ開発はすでにかなり進んでいました。当時はネットで情報をかき集め、アプリと、どうやってこのアプリを電子辞書上で動かすか、どうやって動画をみるか、色々模索したものです。その中でプログラムやコンピュータの仕組みを知り、今の私を形成したきっかけとなりました。今でもちゃんと辞書として使っています。

また、これと同時期に父親から最後のお下がりSIMなしフォンであるHTC HT-02Aをもらいました。
これはWindows MobileをOSとして搭載しており、色々改造したりしました。こいつでAndroidを動かそうとしたこともあります。この端末のこともあり、私はWindows Mobile, Android, iOSと人生で三つのモバイル端末向けOSを触ったことがある人間です。


<モバイルバッテリー (2017年5月購入)>
型は異なりますが、これの旧バージョンを持っています。
スマホが登場してからというもの、ガラケーの時よりもモバイルバッテリーはヘビーユーザーにとって重要度を増してきました。かつてのアンケートでは「スマホが分厚くなってもいいのでバッテリーの容量を増やして欲しい」という回答が多く見受けられました。
そんな中、私がなぜモバイルバッテリーを必要としたかといえば、この時期から富士山登山の準備をし始めていたからです。(https://toarusekaino3l0.blogspot.com/2017/09/blog-post.html)

このモバイルバッテリーには15000mAhと当時ではそれなりの大容量に加え、ソーラーバネル、LEDライト、ライター機能、カラビナなどかなりアウトドア向けな作りになっています。USBも二口あり2端末の同時充電が可能で、バッテリーの残量も確認できるかなり多機能なものでした。ガジェット好きは総じてこういう多機能なものが好きです。(偏見)

これと一緒に富士山に登りました。どこへでも持っていける ーーーたとえ富士山でも持っていけるーーー それがガジェットであることの魅力です。


<PS Vita  PCH-1000 (2011年12月発売)>
PS4やWiiなどのゲーム機を据え置き機というのに対して、GB, GBA, Nintendo DS, PSPをモバイル機と言います。ソフト数はあまり多くはないものの、純粋な持ち歩きゲーム機としてはPS Vitaは最高傑作だと私は考えています。特に1000型は様々な挑戦があった端末です。

ゲームに加え、動画、写真、インターネット、ARの機能を盛り込んだのはVitaと同時期の3DSでした。SONY機といえばPSPにもあるようにその画質が最大の売りです。1000型では当時珍しい有機ELディスプレイタッチパネルを搭載し、画素数はPSPの4倍と群を抜いていました。さらに3G回線やGPS機能、背面タッチパネルなど外でゲームをすることに力を入れていました。最大の弱点はバッテリー持ちでした。連続駆動時間は最大5時間、激しいアクションゲームをすれば3時間も持ちませんでした。また、搭載された機能もあまり生かされることは無く、器用貧乏で高価という一面もありました。そして、Vitaでモンスターハンターの続編やその他のヒット作があまり出なかったこと、そしてスマートフォンの出現によるモバイルゲームプレイヤーが離れたことでモバイルゲーム端末として名を馳せることはできませんでした。

そろそろ各所で新規の販売は終了し始めるでしょう。もし今のうちに購入するという方にオススメをご紹介します。PS3でやりたかったゲームがあったけど、今更PS3を買うのはなぁ……という方も、もしかしたらPS Vitaで同時発売されている可能性もありますよ。

GRAVITY DAZE : 上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動
https://www.jp.playstation.com/scej/title/gravitydaze/psvita/

Persona4 The GOLDEN
http://p-atlus.jp/p4g/

第三次スーパーロボット大戦Z 時獄篇・天獄篇
http://srw-z3-tengoku.suparobo.jp/

現在、私はiPhoneXを使っています。
この記事に書いた物を使っていた時、小学生の時のガラケーと比べれば、多くの機能、高い性能を持ち合わせています。それでもこれに搭載されているものは私たちが楽しんで、求めて、使いやすくしてきた機能の進化の系譜です。皆さんにとっては日常のありふれたものでも、私のようなガジェット好きにとっては昔遊んだおもちゃの大人向けに過ぎないのかもしれません。
そして、この端末に搭載された機能を最大限引き出すのが、私の最大の遊びです。


以上です。
皆さんの平成はいかがでしたか?
私は平穏な日々にも少しずつ変化していく様子や一瞬にして物や存在が崩れる瞬間を目の当たりにしたドラマチックな時代であったと感じています。
令和も良き時代になることを祈っています。


<今日の動画>
平成最後にみんなが知っている曲を掲載しようと考えていましたが、そんな曲ってあるんでしょうか。でもこの曲は新時代の人々をも鼓舞し続けるでしょう。
Superfly - タマシイレボリューション !

2019年4月22日月曜日

平成最後の満月をスマホで撮る

平成もあと10日程になりました。
令和が発表された時、周りでは素敵だのダサいだのR◯などと言っていましたが、電気情報系の友人とはSEの人の苦労が偲ばれるという、やはり視点が違う話をしていました。
プログラマーの方の今月は大変だったと思います。
お疲れ様でした。


さて、ようやく夜の気温も安定してきました。
先日4/19は平成最後の満月でしたし、木星も見えるようになってきましたので、望遠鏡で撮ってみました。
よく天体写真というとCanonやNikonなどの大きいカメラで撮っているイメージがあると思います。実際、スマホよりまだまだそのようなカメラの方がC-MOSセンサの性能が良いので暗闇を撮るのには向いています。
最近ではスマホカメラ性能の向上や、ISO感度が調整できたりコンポジット撮影ができるアプリの登場によってスマホでもある程度できるようになりました。
上の写真や種子島の話に載せている写真もiPhoneXの標準カメラアプリで撮ったものです。

満月を望遠鏡越しで撮ろうと思うと白飛びして、月が白く発光してしまうと思いますが、iPhoneの場合、月をカメラに納めたら月に焦点を合わせる(カメラアプリを開いて月をタッチする)と綺麗に撮れます。

木星も同様です。

木星の衛星まではっきり見えました。
現在は木星の特徴的な斑文は裏側に隠れているようです。

ちなみに上の月の写真はiPhone標準アプリである"写真"で加工しています。
Adobeのアプリと比べても結構性能が良いのでおすすめですよ。

また機会があれば、以前Androidでやっていたアプリ紹介の記事を書いてみようかと思います。


<今日の動画>
令和になぞらえてテレビなどではEric ClaptonのLaylaが最近よく流されますね。今回は私もそれに便乗して、Laylaをリスペクト(?)した曲、あの子はだレイラを歌ったグッチ裕三さんをご紹介します。みなさん、覚えていますか? NHK教育(当時)の伝説の番組、ハッチポッチステーションですよ!

2019年4月7日日曜日

たまには鳥取でも紹介してみよう! (仁風閣編)

新年度も始まり、新元号も発表され、新しい事づくめの4月になりました。
そろそろ桜も全国で開花しだした頃かと思われます。


今回は鳥取紹介第三弾という事で鳥取城跡、そして仁風閣を花見ついでにご紹介します。

左下の電車マークが鳥取駅です。
北口から出てまっすぐ県庁に向かっていけばその先に鳥取城跡があります。
現在、建物は全て解体されており、残っているのは石垣だけです。



鳥取の桜の名所となっています。

屋台も出ていました。


城の上にも多くの桜が植えてあります。

鳥取城は山城であったため、上から鳥取を一望することができます。

写っている白い建物が仁風閣、国の重要文化財です。

大正天皇が皇太子だった頃、鳥取を訪れるのに際して建造されたフレンチルネッサンス様式の西洋館です。
命名したのは時の海軍大将の東郷平八郎です。

ところでこの建物、見覚えある方はいませんか。
実は
映画 るろうに剣心 第1作の撮影地でもあります。

館内は撮影禁止箇所が多くほとんど写真は撮っていませんが入館料150円なのでぜひ入ってみてください。
ちなみに上はこの館でもっとも豪華な部屋です。
一緒に行った友人曰くビジュアル系バンドがジャケット撮影に使ってそう、とのことです。

こんなオシャレな場所もある鳥取散策でした。


<今日の動画>
鳥取では火曜16時から仮面ライダー、金曜16時から戦隊モノが放送されています。日曜朝に特撮の爽やかなOPが聞けないなんて勿体無いですよね。といわけで今回はこちら。

2019年4月1日月曜日

平成最後の大旅行! 〜種子島より愛を込めて〜

平成も残り一ヶ月を切り、新しい元号と時代にそわそわする方もいるのでしょうか。


今回は平成最後の大旅行
私が憧れの地、鹿児島は種子島に行った時のことについてです。


<3/4 12:00>
鳥取から直接鹿児島に行くより、一度大阪に出て飛行機で行った方が安い昨今ですので、今回はその航路を使いました。
まだ最高気温が10度超えない日々が続く場所から温暖な地へと胸をはせバスに乗ります。

<同日 16:30>
OCAT着。OCATから関西国際空港まで電車で1時間ほどでしょうか。
19:00のフライト、しかも1人で行ったことない関西国際空港の第二ターミナルなので少々焦りました。
もうお気づきかと思いますが、利用したのはLCCのPeachです。

A320-200

行きで約8000円。LCC万歳。
1時間もすれば鹿児島につきます。

神戸からのスカイマーク便、写真にはギリギリ写っていませんが日本エアコミュータの機体もあります。
日本エアコミュータは鹿児島から種子島、屋久島などの諸島を結ぶ航路のための航空会社です。
鹿児島ではネカフェに泊まり、明日朝の船に備えます。

<3/5 08:00>
天文館の街を後にし、フェリー:プリスセスわかさの待つ鹿児島港南埠頭に向かいます。

Robotics:notes

言わずもがな、種子島を舞台にした名作ゲーム・アニメです。
船内は早くも歓迎ムード。

そして、いよいよ種子島に向けて出航
朝日に桜島が照らされています

船では3時間半かかります。高速船なら1時間ほどでつきますが料金が倍近くかかるので財布と要相談。(フェリー : ¥3400(学割), 高速船 : ¥7200)

開聞岳

この日は快晴でしたが、外洋にでると波が荒くなり、風も強くなりいよいよ船内にいるのが大変でした。

そして、いよいよ

<同日 12:30>
種子島着

早速ロケットが出迎えてくれます。

同じ日本だって信じられる?

今回お世話になったホテル桂荘様です

ここでの数日間は非常に充実していました。
多くの団体の制作物が参考になり、多くの同世代とお話でき、さらには元JAXA種子島センター所長さんとお話できたのは非常に光栄でした。

コンビニ飯続きでしたが、地元の食堂では種子島の地鶏であるインギー鷄の唐揚げをいただきました。
¥1300

<3/6 ~ 3/9>
ここからは滞在期間中に撮った写真をたくさんお送りします。
JAXA植え込み

実物大H-IIロケット

種子島宇宙センターから見た大型ロケット発射場

JAXA植え込みからのパノラマ

大型ロケット発射場がもっとも近くで見える場所まで連れて行ってもらいました。
H-IIIの発射台が組み立てられているのが見えます。
大型ロケット発射場

<3/10 13:00>
大会も終わり、観光を楽しみました。

H-II 7号機と関連部品が展示されています

博物館の無料で入れます。
種子島行ったら絶対に見に行ってください!

<3/11 12:00>
いよいよ種子島から離れます。
種子島での最後の食事は鉄砲蕎麦



楽しかったです。
ありがとう種子島!

<同日 19:00>
鹿児島空港で時間があったので鹿児島空港の展示を見学しました。


歴代の航空機が所狭しと展示されており、暇つぶしに、そしてメーデー民の僕には最適でした。

いよいよ鹿児島とも、おさらばです。
帰りもPeach

2年前では想像できないような春休みでした。
僕の人生のビックイベントの一つとして今後も輝き続ける思い出となるでしょう。

29/47 全県制覇まであと17県と1道

<おまけ>
ものすごく星が綺麗でした。
以下の画像は全部スマホで撮ったものです。

冬の大三角とオリオン

北斗七星

<今日の動画>
イチローがついに引退してしまいましたね。長年の活躍ご苦労様でした。
マリナーズ対巨人戦を見ていましたが、日本でイチローのレーザービームが見れるとは思いませんでした。というわけで今回はこちら。