そんなところにNHKのゆく時代くる時代で平成ガジェットを使用者がプレゼンする番組に触発され、今日の内容を思いつきました。
本ブログで紹介したものもあると思いますが、私を形成したガジェット達を紹介していきたいと思います。
その前に、ガジェットってなに? という方のために簡単にご説明します。
-デジタルガジェット-
目新しく、興味をそそる携帯型の電子機器。多く、スマートホン、タブレット型端末、小型のデジタルカメラ、デジタルオーディオプレーヤーなどを指し、ユニークな見た目や機能をもつパソコンの周辺機器を含めることもある。電子ガジェット。モバイルガジェット。
-コトバンク-
つまり我々が普段使っているスマートフォンや携帯ゲーム機もガジェットにあたります。
私が今日紹介しようと思っているものも意外と身近なものなのではないでしょうか。
最初はこちら
<SHARP PW-GC610 (2010年1月発売)>
電子辞書です。
私が中学に入学するにあたって親に買ってもらったものです。
小学生の頃はSIMカードが抜かれた親や祖父のガラケーのお下がりで遊んでいました。
電話は公衆電話で、その他カメラ、簡単なゲーム、音楽再生や動画再生など当時から日本の携帯電話の機能は充実していたので子供のおもちゃには十分でした。
しかし中学からは携帯電話禁止。
電話機能のない携帯電話などもっぱらでしたし、何よりそのころは音楽が聴きたい者はiPodやWALKMAN、ゲームがしたい者はPSPやDSと住み分けされていたので、僕の者はチープで中途半端でした。
そんな中、この電子辞書のあるパワーに気付きました。
それは、この電子辞書がWindowsCEベースで動いているということでした。
WindowsCEとはMicrosoftがモバイル端末やPDA向けに開発したWindows系列のOSです。このOSはこの後Windows Mobileになります。
さて、2000年代初頭のPDA台頭により、WindowsCEのアプリ開発はすでにかなり進んでいました。当時はネットで情報をかき集め、アプリと、どうやってこのアプリを電子辞書上で動かすか、どうやって動画をみるか、色々模索したものです。その中でプログラムやコンピュータの仕組みを知り、今の私を形成したきっかけとなりました。今でもちゃんと辞書として使っています。
また、これと同時期に父親から最後のお下がりSIMなしフォンであるHTC HT-02Aをもらいました。
これはWindows MobileをOSとして搭載しており、色々改造したりしました。こいつでAndroidを動かそうとしたこともあります。この端末のこともあり、私はWindows Mobile, Android, iOSと人生で三つのモバイル端末向けOSを触ったことがある人間です。
<モバイルバッテリー (2017年5月購入)>
型は異なりますが、これの旧バージョンを持っています。
スマホが登場してからというもの、ガラケーの時よりもモバイルバッテリーはヘビーユーザーにとって重要度を増してきました。かつてのアンケートでは「スマホが分厚くなってもいいのでバッテリーの容量を増やして欲しい」という回答が多く見受けられました。
そんな中、私がなぜモバイルバッテリーを必要としたかといえば、この時期から富士山登山の準備をし始めていたからです。(https://toarusekaino3l0.blogspot.com/2017/09/blog-post.html)
このモバイルバッテリーには15000mAhと当時ではそれなりの大容量に加え、ソーラーバネル、LEDライト、ライター機能、カラビナなどかなりアウトドア向けな作りになっています。USBも二口あり2端末の同時充電が可能で、バッテリーの残量も確認できるかなり多機能なものでした。ガジェット好きは総じてこういう多機能なものが好きです。(偏見)
これと一緒に富士山に登りました。どこへでも持っていける ーーーたとえ富士山でも持っていけるーーー それがガジェットであることの魅力です。
<PS Vita PCH-1000 (2011年12月発売)>
PS4やWiiなどのゲーム機を据え置き機というのに対して、GB, GBA, Nintendo DS, PSPをモバイル機と言います。ソフト数はあまり多くはないものの、純粋な持ち歩きゲーム機としてはPS Vitaは最高傑作だと私は考えています。特に1000型は様々な挑戦があった端末です。
ゲームに加え、動画、写真、インターネット、ARの機能を盛り込んだのはVitaと同時期の3DSでした。SONY機といえばPSPにもあるようにその画質が最大の売りです。1000型では当時珍しい有機ELディスプレイタッチパネルを搭載し、画素数はPSPの4倍と群を抜いていました。さらに3G回線やGPS機能、背面タッチパネルなど外でゲームをすることに力を入れていました。最大の弱点はバッテリー持ちでした。連続駆動時間は最大5時間、激しいアクションゲームをすれば3時間も持ちませんでした。また、搭載された機能もあまり生かされることは無く、器用貧乏で高価という一面もありました。そして、Vitaでモンスターハンターの続編やその他のヒット作があまり出なかったこと、そしてスマートフォンの出現によるモバイルゲームプレイヤーが離れたことでモバイルゲーム端末として名を馳せることはできませんでした。
そろそろ各所で新規の販売は終了し始めるでしょう。もし今のうちに購入するという方にオススメをご紹介します。PS3でやりたかったゲームがあったけど、今更PS3を買うのはなぁ……という方も、もしかしたらPS Vitaで同時発売されている可能性もありますよ。
GRAVITY DAZE : 上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動
https://www.jp.playstation.com/scej/title/gravitydaze/psvita/
Persona4 The GOLDEN
http://p-atlus.jp/p4g/
第三次スーパーロボット大戦Z 時獄篇・天獄篇
http://srw-z3-tengoku.suparobo.jp/
現在、私はiPhoneXを使っています。
この記事に書いた物を使っていた時、小学生の時のガラケーと比べれば、多くの機能、高い性能を持ち合わせています。それでもこれに搭載されているものは私たちが楽しんで、求めて、使いやすくしてきた機能の進化の系譜です。皆さんにとっては日常のありふれたものでも、私のようなガジェット好きにとっては昔遊んだおもちゃの大人向けに過ぎないのかもしれません。
そして、この端末に搭載された機能を最大限引き出すのが、私の最大の遊びです。
以上です。
皆さんの平成はいかがでしたか?
私は平穏な日々にも少しずつ変化していく様子や一瞬にして物や存在が崩れる瞬間を目の当たりにしたドラマチックな時代であったと感じています。
令和も良き時代になることを祈っています。
<今日の動画>
平成最後にみんなが知っている曲を掲載しようと考えていましたが、そんな曲ってあるんでしょうか。でもこの曲は新時代の人々をも鼓舞し続けるでしょう。
Superfly - タマシイレボリューション !