2019年7月15日月曜日

住民票を移してなくても投票は(面倒くさいが)できる

今年もAmazon Prime Day の時期がやってきました。
ウォッチリストに入れていた商品が思いのほか人気で急いで注文確定したり、
Gizmodeの記事を読んでこんな商品あったのかぁと感心してみたり楽しい休日を過ごしています。

さて、上記の件とは関係なく今回は来たる7/21に迫った参議院選挙についてです。
みなさん色々思うところはあると思いますが、私は選挙情報収集にインターネットには頼りすぎない方がいいと思います。
中には中庸な見方ができており、情勢を分かりやすく解説してくれる方もいますが、大抵の方は知らぬうちに自分の発言にイデオロギーを混ぜてきます。
また、ネットでは自分が入ってしまったコミュニティの意見に流されることもしばしばあると思います。例えば、自分はA派だが、自分の好きなアーティストや著者、ときに家族がB派で、その人の周りやファンもB派だった場合、何か自分の意見に自信が持てない方もいるのではないでしょうか。

せっかくの選挙です。自分で各党・立候補者を分析し、自分の意見だけをぶつけてください。
投票率が下がっているそうですが、裏を返せば投票率が高い時よりも自分の意見・一票はいくらか重いかもしれませんw
私は「使わない権利は剥奪される」の心情の元、投票に行くようにしています。
各党や選挙管理委員会がYoutubeとかに政見放送を載せるとかそういうことをすれば、もうちょっと判断材料が増えて、いいかもしれませんね。


さて、つぶやきはこの辺にして表題にうつりましょう。
「18歳から選挙できるようになったけど住民票移してないしなぁ」
というそこの学生諸君、ちょっと面倒な手続きが必要ですが、住民票を移してなくても投票はできます。

「不在者投票」というシステムをご存知ですか?
出張や旅行、入院や介護等で籍のある市区町村の投票場に行けない場合に利用できます。
もちろん上の対象には学生も含まれます。
各都道府県で若干の差異はあると思いますが、手続きの段取りをご紹介します。

(1)投票用紙等を請求する。
自分の住民票がある市区町村のホームページにアクセスし、不在者投票のページにたどり着いてください。
例 : 倉敷市の場合

「不在者投票宣誓書兼請求書」をダウンロードし、
印刷して手書きするか、パソコンで入力した物を印刷し、自分の住民票がある市区町村に郵送します。

(2)投票用紙が届くのを待つ。
2、3日すればレターパックで不在者投票に関する書類と投票用紙が届きます。
一般の方が開けていいのはレターパックまでです。

レターパックには投票用紙(開封厳禁)、readme、自分の住民票がある選挙区の立候補者一覧、比例代表名簿が同封されています。

(3)投票用紙(と一応関係書類)を持って今住んでいる市区町村の選挙管理委員会に行く。
近くの投票場ではないので注意してください。

以下は注意事項です。
・不在者投票は期日前投票とほぼ同じシステムです。
 (結局は地元の選挙管理委員会に結果を郵送するため)
 投票期限に気をつけてください。
・不在者投票用紙が入っている袋は開封厳禁です。
・自宅などでの投票用紙記入は禁止です。(これには上記と含めて各地で異なるそうです。)
・その他、やっぱり地元で投票するわ、となった場合今回郵送された書類を全て
 持参する、などありますが、詳しくは地元のホームページなどで確認してください。

このようにちょっと面倒な手続きが必要で、投票場所も限られますが、今住んでいない場所でも投票はできます。
人一人の意見はちっぽけかもしれませんが、先人たちが獲得した選挙権を失わないために私は投票します。

ネット投票が進まない背景には政治家たちが田代砲やイナズマイレブン人気投票騒動などを懸念しているのかもしれないし、ただ自分たちがパソコンが使えないだけかもしれません。
何れにせよ、より便利な世の中になることを切に願います。


<今日の動画>
以前ピアノ一台をフルに使って演奏するおじさんが流行りましたね。パーカッションやピアノの弦を利用された多重演奏は見事でした。それに感動した6人兄妹(?)がYoutubeに高クオリティの動画をあげています。

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