2020年12月13日日曜日

たまには鳥取でも紹介してみよう! 大山編

 一回投稿を中断してしまうと、中々更新頻度を上げていくのが難しいですね(;^_^A


今回は11月初旬に鳥取県最高峰である大山に登山に行ってきましたので、

そのもようをお送りします

なお、ブログにあげることを全く考えていなかったので写真が不足しているのはご了承ください


今回はレギュラー登山道である夏山大山コースを行きます。

そんなに標高が高くない山ですが、11月ということもあり装備は本格的にいきます。

大山は一合目から登ります。

登山口付近ではシーズンということもあり見事な紅葉が拝めます

3合目ぐらいまでは森を行きますが、長い階段状の道が続きます

5合目から高い木が目立たなくなり、視界が開けてきます

6, 7合目付近です
上から見る紅葉もいいですね~

8合目付近です
ようやく雲の中という感じですね

9合目では植物保護の観点から、もう道というより橋の上を歩いていきます
視界は悪いですが、道からそれることはありません
風も強くなり体感温度はかなり低いようです
ネックウォーマー・サポートタイツ・軍手が効果を発揮します

約3時間ぐらいで頂上に到着しました!

ちょうどいい頃合いに雲がはれて、山小屋と景色が広がります
頂上で昼ごはん(冷え冷えのピザ)を食べて下山を開始します

下から見るとあんな感じなんですね

下山道途中にある石室(いしむろ)です
旧山小屋で避難場所でもあったようです

登山中今日一番の瞬間快晴だったのでパシャリしました

3合目まで下り終えると河原に出てきます

登山道下りのゴールはまさかの大山寺裏手でした
大山寺も見事な紅葉とマッチしていましたが、疲れ果てておりその時は何にも感じませんでした
豊かな感性には心身の余裕が大事ですね

ちゃんとお参りし、登山のご褒美は下の豪円湯院(温泉)です

実は登山は富士山以降久々でしたが、やはり楽しいものですね

天候も崩れず、いい運動・旅行になりました











2020年11月1日日曜日

iPod Classic 作ってみた

みなさん、お久しぶりです。

私の個人的な用事がようやく終わり、約4か月ぶりの更新となります。


さて、復帰一発目はこのコロナの自粛中に話題になったあるツイートについて


 

iPodは持っていたことがない私にとって高校生時代のあこがれだった端末です。

2014年に販売終了されており、現在新品はプレミアがついている状態です。

それが個人で作れるとはある意味いい時代になったものです。

というわけで今回はiPod classic 制作 & Aliexpress 初体験レビューということでお送りしていきます。


1)注文編 (Aliexpressについて)

Aliexpressとはいわば中国版Amazonです。

私が利用した感じでは、どうやらAmazonのように自社倉庫を持っているのではなく、

中国国内やシンガポールの業者と国内外の個人をつなぐプラットホームとしての役割が強いようです。(今回は注文したものがニッチな商品なのでその感じたのかもしれません)


今回は中国国内でiPodを分解してパーツを売ったり、

互換性のある新品パーツを作っている業者から買い取ることになります。

日本で売っているものも買いましたが、合計金額はこうなりました


さて、5月に注文したのですが、全部届いたのは8月でした。

というのも業者に配送料を負担してもらった場合、業者は一番安い配送手段、つまり船便を利用するのでコロナ禍もあり、かなり外国国内で発送待ち状態だったようです。

追跡サイトを何度も確認したり、業者とコンタクトをとる日々が続きました

AliexpressはAmazonと比べて業者とコンタクトが取りやすいというのが強みであるといえます。


2)組み立て編

8月になってようやく揃い、組み立てに取り掛かることができたのはつい先日です

もし皆さんが組み立てるときは上記の七宮さんが出している動画でもいいですし、

ifixitという電子機器分解専門サイトがあるので私のようにそちらを参考にしてください。


大まかなパーツは海外から取り寄せ、ネジやDock接続部カバーは日本の業者から買いました

日本の業者から買ったネジが全然足りてなくてのちに苦戦します



まずはロジックボード

CPUであったり、iPodのボタンが載る最も重要なパーツです


どうやら再利用品のようで、ノリがついていたり業者が張った管理シールがついているのが気に入らないので丁寧にはがします


おなじみのクリックホイールを接続します

当時革命的な発明として注目されましたが、案外単純な仕組みのようです


フレームに取り付け


裏返したらディスプレイとバックカバーを取り付けます


フレームにフロントパネルを取り付けます

ネジが足りてないので必要最低限の4点止めます

パネルのプラスチック部(透明なところ)にかなり傷がついていたので、これも再利用品のようです


メモリを取り付けます

本来iPodにはHDDが搭載されていたのですが、せっかくなのでSSDを購入しました

業者が取り付けていたリボンコードの表裏が逆でそれに気づくまで余計な時間をとられました


次にバックパネルです

iPhone X のカメラが映り込むぐらい綺麗にされています


裏側にHOLDボタンコードとイヤホンジャックコードを取り付けます

「FOXCONN」の文字が煌々としていますね



バッテリーを取り付けます

バッテリーも正規品よりも容量が増えたものを買いました

といっても1800mAhなので、こんなところにも時代が垣間見えますね


これで接続するものはすべて繋げました

完全に蓋を閉じてしまう前に正常に起動するかどうか確認します

DockケーブルはAmazonで買いました

まだ売ってて助かりました


接続するとiTunesが起動し、復元するか聞いてきます

以前のデータがないのに復元するか聞いてくるあたりこういうことはやはり黙認されているようですね


一発目の復元はうまくいきませんでした

こんな時はまずMacを再起動します


うまくいきそうな雰囲気ですが、エラーコード1434が出てうまくいきませんでした

こんな時はiPodをディスクモードにして再度接続します


うまくいきました

現行機はiPod touch だけなのでいずれこの画面からnanoも消えてしまうんでしょうね……



SSDもちゃんと120GB認識できているようです



起動した瞬間は感動ものですね


あーこの感じ、たまりません!


最後に総評です

全て届くのに3ヶ月、組み立て起動まで2〜3時間かかりました

なかなか開けるのが難しいiPodを完全に閉めてしまうのには勇気が要りました

合計金額は約20,000円ということで配送料も含めるともう少し高くなりますが、それでも発売当時の24,800を下回ることはできました

Aliexpressはニッチな需要には答えてくれますが、サービス面では積極的に使いたいとは思えませんね


肝心の音質ですが、例のIEMで聞いた感じフラットでいいですね

現行のDAPにも引けを取らないものだと思います

イコライザをかけてみたところ、低音域が割れるのでかけないほうがいいかと思います


今更ながらiPodをようやく手に入れることができました

これから使い倒していきたいと思います!


2020年6月28日日曜日

ダイソー300円スピーカーを使って初の自作スピーカー作成

夏にマスクつけてたことが人生であまりないのである意味経験したことがない夏を過ごしています。


さて、3月の自粛期間中からちょこちょこ作っていた自作スピーカーがようやく完成したので
設計・製作開始から完成までご紹介します。

1年前ほどからダイソーでは以下のようなスピーカーが300円で売られていました。
300円にしてはいい音質
というのもスピーカーユニットにはしっかりとした磁石が使われていました。

このようなコスパのためYouTubeには3Dプリンタで作ったりアルミ筐体削り出しで作ったりと改造が流行りました。
私もそれに倣い、周辺の機材を使って作ってみたというわけです。


材料はこれだけ
・MDF材 (百均)
・ボンド (百均)
・配線コード (譲渡)
・ろ過ウール (百均)


1)設計
自作スピーカーといっても自分で作る部分はたいていエンクロージャー、
要はユニット(音を出す部分)や配線を収納する箱を作成することを指します

しかし、この箱の設計はかなり重要です
というのも音とは空気の振動を通して伝わるので、その空気を収納する箱は音の特性に非常に関わってきます


いくつかご紹介します

・バスレフ型
もっとも流通しているタイプです
ダクトからは空気の振動により強化された低音が出てきます


・パッシブラジエータ型
たまに1つのスピーカーに2つのユニットがついているように見えるものがあると思いますが、片方はパッシブラジエータという振動板がついていたりします。
役割はバスレフ型のダクトと一緒です。


・バックロードホーン型
その複雑な作りから市販品はほとんど出回っていません
そのため自作スピーカー界隈では人気のエンクロージャーです
かなりの低音増強が狙えます

今回は自分の部屋や机の広さ、そして初めての自作スピーカーということでバスレフ型を選択しました


さて、ようやく設計です
まず、箱の容積を決めます

ダイソースピーカーユニットの公称口径は実測で約5cmでした
上のサイトによれば8cmで3~6Lなので、
今回は2L (10cm×10cm×20cm)で製作します
(余談ですが、スピーカー界隈は設計単位がcmなのでmmに慣れてしまった人は少々慣れが必要です)

次にダクトの設計です
ダクトの形は丸でも正方形でも極論星型でも大丈夫ですが、極端な形は少なからず音に影響しますし、設計難易度的にも今回は正方形にしました
これまた上記のサイトを参考に断面積を4cm^2 (2cm×2cm)とします

さらにダクトの長さを決定します
バスレフスピーカーの設計では上記の式がしばしば用いられます。
f : 共振周波数
S : ダクト断面積
V : エンクロージャー容積
l : ダクト長さ
r : ダクト半径 (正方形で設計した場合、正方形断面積と同じ面積の円の半径)

より良い低音を出すためにはユニットからでる最下周波数音、
つまりユニットから出るむっちゃ低い音とダクトを空気が通過するときの音が共振していなければなりません

要はユニットの最下周波数と同じ数字が f に入ります
普通の市販スピーカーユニットだったらカタログとか説明書に書いてある値ですが
さすがにダイソースピーカーには書いてありませんでした

ここは、このサイズのユニットの統計的に75~80Hzを目途に設定します。
というわけで上記の式をエクセルにぶち込んだり、以下のサイトを利用して
ダクト長は9cmということにしました


2)製作
ようやく設計が終わりました
上記の設計を踏まえ、CADで図式し、100均で買ってきたMDF材をレーザーカッターで切り出します

ダイソースピーカーを分解します

ユニットについているはんだを剥がします
このとき+-を覚えておきます

切り出しおわったら組み立てます
組み立てでは隙間を防ぐため、接着剤(今回は木工用ボンド)を用います
白い綿は100均に売っていた水槽用ろ過ウールです
吸音材として用いました

画像右側のねじで取り付けているのはターミナルです
アンプなど外部からの配線を繋げます

アンプはこちらを買いました
金色の部分とスピーカーを配線で結びます
アンプ入力にはAUX、Bluetooth、MicroUSBが対応しています

というわけでエンクロージャの蓋を接着したら完成

MDFの木材感にレーザーカッターによって焦げた黒が良いアクセントになっています
音の感想としてはもう典型的なドンシャリです
といっても中音はしっかり出ており、ボーカルも十分聞こえます
一見EDMが合いそうですが、私的にはJ-Rockが一番相性いいです
特にWhite Ashやサイダーガールとの相性は抜群です!

これはまた1つ沼が増えたかもしれません


<参考サイト>

2020年5月24日日曜日

今年はマイボトルを用意しよう! memobottleレビュー

しばらくぶりです。
このブログでは商品レビューと旅行が主なのでコロナの影響で書けることが少なく困っています。
しばらくは月一の更新になると思われます。


さて、日中もだいぶ暑くなってきており、飲料水が手放せなくなってきました。
いつもならほぼ毎日コンビニなどでペットボトル飲料を買っていましたが、
節約のためそろそろ水筒を持とうと思いました。

しかし、おそらく皆さんが想像する普通の水筒は円筒のものだと思いますが、
トートバックでパソコンを持ち運ぶ私は円筒の水筒は荷物がかさばって嫌でした。

そこで今回購入したのがこちら
ミニマル・エコ・スタイリッシュ!完全無敵のウォーターボトル ...
アメリカ発の「memobottle」です。
ノートのような平たいボトルであり、画像のものはA5用紙のサイズです。

今回はAmazonでSlimタイプ(450cc)を買いました。

届いたものを見てみましょう
シンプルな黒いパッケージが届きました。

スリープを外すと商品をかたどった模様が出てきました。

memobottleとかかれた容器にステンレス製のキャップがついています。

サイズ感としてはこんな感じ
13inchのPCとほぼ同じです。

立てることはかろうじてできますが、不安定なので卓上では寝かせて置くことになります。

水を入れるとこんな感じ


さて、一週間使ってみたレビューですが
予定通り収納具合もよく、さらに同容量の水筒よりも軽いので大変持ち運びやすいです。
友人からはおしゃれという評価とともに、なんだかお酒の容器みたいという評価もいただいております。
高い買い物でしたが、せめて今年の夏はマイボトルを習慣化させていこうと思います。