2023年3月8日水曜日

たまにはつくばでも紹介しよう[筑波宇宙センター編]

えー,皆様新年あけましておめでとうございます(3月)

本年最初の更新となります.


さて,つくばに移って2年目ですが今回は以前鳥取にいたときのようにつくばを紹介してみよう,という回です.

住宅地が多くと意外(?)と観光地がないつくばですが果たしてどうなることやら


初回はつくばと言ったら定番であろう施設

JAXA 筑波宇宙センターです

筑波宇宙センターは今年で開設50周年という節目の年になります

11/12に行われた50周年特別公開の模様をお送りします



というわけで入場

50周年記念トートバックをいただきました


特別見学のマップはこんな感じです

事前予約が必要なものがほとんどで会場内は撮影禁止がほとんど

なので今回は特別公開じゃなくても入れる施設の紹介に留めておきます

というわけで地球館にやってきました

ここではISSの日本の区画である「きぼう」の原寸大展示を始めJAXAが過去携わってきた衛星などが展示されています



きぼうのレプリカは中も見学することができ,実際に設置されている装置まで再現されてあります

下段の写真では青枠上段に歴代の日本人宇宙飛行士達のサインがあります

こちらは HTV 通称「こうのとり」の実寸大サイズです.

ISSへの物資輸送を目的とし,H-2Bロケットで打ち上げられてきました


こちらは日本の歴代ロケット

JAXA統合前のNASDAだった時代から最新のH-3まで模型が展示されています


続いて特別公開されていた〇〇館

入るとすぐに宇宙服が展示されています

こちらは某マンガですっかり有名になってしまった「閉鎖環境適応訓練設備」

宇宙飛行士選抜訓練で使用される,ISSなんかでの閉鎖的な船内活動の適用度を測る設備ですね


Gateway計画で用いられる月軌道を周回する有人拠点の全体像の説明

Gateway計画においてはJAXAは先ほど紹介した「こうのとり」の次世代機であるHTV-Xを利用しての参画を予定しています


50周年を記念した寄せ書きコーナー

今更ながら自分も何か書いておけばよかったかもと思います


というわけで筑波宇宙センターの紹介でした

駅からは少し遠いですがつくばセンターからバスも出ていますしぜひ立ち寄ってみてください




2022年9月25日日曜日

濃厚接触者になったので自宅でPCR検査してみた話

2022年7月末

世は新型コロナウィルス第7波が到来し,今までとは違う感染の広がりをみせていました.

感染対策はしっかりしつつも,自分にはどことなく直接関係が無かったコロナが私に最も近づいた時期と言えるでしょう.


さて,本題に入りますと私の同僚,さらにいうなら隣のデスクの人間がコロナに罹患し,濃厚接触者であろう私も当然ながら自宅待機となりました.

熱などの症状が出ていない場合,濃厚接触者は5日で自宅待機解除となります.

しかし無症状感染の疑いもあるし,何より急に5日間の休みが出来てしまって暇なので検査しようということにしました.


調べた・思いついたPCR検査方法は3つ

市役所やの無料検査所に行く,ドラッグストアの有料検査所に行く,ネットで自宅検査用キットを購入する,です.

1つ目の市役所はもう予約で一杯でした.もし市役所にこだわるなら予約キャンセルを狙ってずっと予約サイトを監視する必要があります.

2つ目のドラッグストアでの検査は個人用を買うよりはお得ですが,海外出張者などを対象としているため濃厚接触者は基本お断りです.

というわけで潔く検査キットを買いました.


今回は木下グループ様のPCR検査キット(¥2,900(税込))を購入しました.


注文して営業日2, 3日で送られてきました.


キット同梱物は各種使用説明と送付用シールなど

検査を始める前に必ず各種登録が必要です.



具体的には検査キットと本人照合などです.


検査キット本体はこのような中身

そんなに特別難しい事もなく,唾液を摂取し,不活性剤と混ぜ検査用ケースに移すだけ.


非常にお手軽でした


指示に従い梱包したら,宛先シールを貼って完成


郵便局にて送付後2,3日でウェブサイトにて結果発表

意外にも陰性だったので翌日から復帰しました.

と言っても自宅待機〜翌日キット購入〜結果が出たのは濃厚接触者になってから

6日後だったので待機期間は既に終了していました.

(陰性結果が出た当日保健所から待機解除の連絡をいただきました.)

キット購入した意味……



というわけで濃厚接触者&自宅PCR検査体験記でした.

濃厚接触者って罹患者より案内が少なくてよく分からないんですよね.

症状が無いので医療機関に頼るわけにもいきません.

まあ行政・医療機関側としては,家で大人しくしとけ,ということなのだろうと思います.



2022年7月31日日曜日

HGUC Ξガンダム レビュー

久々にガンプラを作りました.

それもHG(1/144)とは思えないほど巨大なものを.


HGUC Ξガンダム(クスィーガンダム)を今回作っていこうと思います.

パッケージからしてMG(1/100)並みの巨大さです.


レーンはA〜Lまでの対称パーツ含めて17個あります.

関節用のABSパーツが無くなってるなんて時代ですね.


パーツの一つ一つが大きい分普段のHGより造形も細かくなっているように思います.


早速,腕パーツです.

上腕より下腕パーツの方が大きいですが,肘はよく曲がっています.

若干萌え袖気味なのが良いですね.


続いて両足部です.

ファンネルミサイルの関係上,膝の稼働領域は広くなっています.


胸部パーツです.


胸と腹の稼働が分割されているのはHGでは革命的に感じます.


腰パーツです.
これはいつも通りですね.


頭部パーツです.
ユニコーン並みに角がでかい.


肩アーマー及びミノフスキークラフトをつける前の貴重な骨格シーン


肩部パーツです.
フライトモードになるようにちゃんと動きます.

写真だと分かりづらいですが,ミノフスキークラフトが稼働するようになっています.


完成しました!

ライフル・シールド・ビームサーベルが付属しています.

パッケージの再現ポージング

百均でオーロラ背景を買ってきました.
iPhoneのポートレートモードを組み合わせてミノフスキー光があふれている感じを再現してみました.

最後にRGとの大きさ比較
やはりHGとは思えない大きさです.


閃ハサを観てからずっと作りたいと思っていましたが,Amazonなどでなかなか入荷しなかったこと,単に値段が高かった(約¥9,000)ことで迷っていましたが,作って良かったです.

可動できる部分も多く,遊べるキットなのもおすすめポイントです!



2022年5月18日水曜日

Insta360 ONE R レビュー

 前回ジンバルカメラをレビューしましたが,今回はその続きみたいな記事になります.


Insta360 ONE R です.

前回とはうってかわって今回はGoproなどと同じ部類のアクションカムになります.

同梱物はUSB to USB-Cケーブルとマウントブラケットです.

なお,名前からして某SNSと関係ありそうですが,全く関係ありません.


写真撮影モード,動画撮影モード,タイムラプスモードが搭載されており,

動画撮影モードでは4K, 2.7K, 1080P それぞれ60FPSまでの撮影が可能です.


一番の特徴は拡張性があるところです.

(ヒビが入っているのはレンズ部ではなく保護ガラスフィルムです)

モニター(システム部分)・レンズ・バッテリがそれぞれ独立しています.

私は標準の4Kレンズしか購入していませんが,1インチレンズや360° レンズもあるので用途に合わせてモジュールの組み合わせを変えることができます.



モニターとレンズを同じ向きに取り付ければ,自撮りモードになります.



モニター側面にはUSB-CとマイクロSD挿入口があります.

充電しながらカメラ機能は使えますが,

その間は外部マイクを使うことが以前はできませんでした.

2022年4月頃にInsta360 ONE Rの後継機であるRSが発売され,

それと同時に,充電しながらマイクも使えるマイクアダプタが発売されました.

https://store.insta360.com/product/mic_adapter_horizontal_version


ちなみにマイクとして Airpods pro とも連携できますが,音質は悪いのでお勧めしません.

さらに公式のマイクアダプタがないと外部マイクは使えないので,

外部マイクを使う方は上記は購入必須です.


例の如く,このカメラを持って今回は日光に行ってきたものを動画にしました.



設定からHDに変更しても画質が悪いと思いますが,

おそらくこれは撮影時のカメラ側の設定だと考えています.



撮影モードとしてベーシックモードとプロモードが選べます.

Insta360系専用の読み込みアプリではプロモードで撮った動画の画角を調整できますが,

ベーシックモードではその設定が「45° 水平ロック」に固定されていると考えています.

この45° 水平ロックが中々の曲者で,

振動を無理やり抑えようとするので動画にその後が残ってしまい,

取り込み時の画質が通常の1080Pより落ちていると考えています.

ベーシックモードで撮った動画を取り込んだ場合

プロモードで撮った動画を取り込んだ場合

ちなみに日光での撮影はベーシックモード・1080P・30FPSで行いました.


折角の私のYouTube処女作(限定公開を除く)ですが,

撮影はあまりうまくいきませんでした.

というかうまくいかなかった事ばかりでしたが,

これからも暇があればちょこちょこ投稿していこうと思います.

2021年11月30日火曜日

M5Stackで1D100ダイスを作る

 1年前のクリスマスに自分用プレゼントとして買ったM5Stack Grayでようやく少し遊び始めました.

今回は表題通り,コロナ禍があけて対面でクトゥルフTRPGができるようになった時のために使えるか分かりませんが,1D100ダイスを作ってみようと思います.

先に断っておきますが,出来たもののあんまり満足していません


さて,ボタンを押してただ乱数を表示させるものでもいいのですが,折角9軸センサを搭載したM5Stack Grayを買ったので,今回はM5Stackをフリフリして数字を表示させるダイスを作ります.ダイスだけに.

ただ,ネットにいくつかあるソースコードを利用しようとしましたが,対応しているのがMPU9250を搭載しているもので,自分が買ったものはMPU6886搭載のものなので微妙に対応していないようです.

よって今回は1から作っています.ただ,私がハイパス・ローパスフィルタなどの使い方をわかっていないため,かなり稚拙な制御になってします.

以降はそれをご承知でご覧ください.


まずは加速度センサを利用して,振ったときにどれくらいGがかかっているのか計測します.

#define M5STACK_MPU6886
#define TFT_GREY 0x5AEB

#include "BluetoothSerial.h" 
#include >m5stack .h>
float accX = 0.0F;
float accY = 0.0F;
float accZ = 0.0F;
int mode = -1;

BluetoothSerial bts;

void setup() {
  // put your setup code here, to run once:
  M5.begin();
  M5.IMU.Init();
  Serial.begin(9600);
}

void loop() {
  // put your main code here, to run repeatedly:
  M5.update();
  M5.IMU.getAccelData(&accX,&accY,&accZ);

  if(mode == -1 || M5.BtnA.wasReleased()){
    mode++;
    mode = mode % 3;
    if(mode == 0){
      Serial.printf("accX,accY,accZ\n");
      }
    }
  if(mode == 0){
    Serial.printf("%5.2f,%5.2f,%5.2\n", accX, accY, accZ);
    }
  delay(10);
}

 シリアルプロッタで確認したものが以下です.


大体3超えるぐらいのようです.

これより以下のプログラムを作りました.
#define M5STACK_MPU6886
#define TFT_GRAY 0x5AEB

#include <M5Stack.h>

int randNumber;

float accX = 0.0F;
float accY = 0.0F;
float accZ = 0.0F;

void setup() {
  // put your setup code here, to run once:
  M5.begin();
  M5.Power.begin();
  dacWrite(25, 0);

  randNumber = 0;

  M5.IMU.Init();
  M5.Speaker.setVolume(1);
  
  M5.Lcd.fillScreen(BLACK);
  M5.Lcd.setCursor(140, 100);
  M5.Lcd.setTextColor(BLUE);
  //M5.Lcd.setTextFont(6);
  M5.Lcd.setTextSize(7);
  M5.Lcd.printf("0");
  delay(1000);

}

void loop() {
  // put your main code here, to run repeatedly:
  M5.update();
  M5.IMU.getAccelData(&accX,&accY,&accZ);
  
  //if (M5.BtnA.wasReleased()){
  if (accX > 3.0F || accX < -3.0F || M5.BtnA.wasReleased()){
    randNumber = random(1, 101);
    M5.Lcd.fillScreen(BLUE);

    if(accX < 0.5F || accX > -0.5F){


      if (randNumber < 6){
        M5.Lcd.fillScreen(WHITE);
        M5.Speaker.tone(1046, 100);
        delay(100);
        M5.Speaker.tone(1568, 500);
        M5.Lcd.drawString(String(randNumber), 140, 100);
        }
      else if (randNumber > 95){
        M5.Lcd.fillScreen(RED);
        M5.Lcd.drawString(String(randNumber), 140, 100);
        M5.Speaker.tone(131, 100);
        delay(100);
        M5.Speaker.tone(131, 500);
        }
      else {
        M5.Lcd.fillScreen(BLACK);
        M5.Lcd.drawString(String(randNumber), 140, 100);
        }
    }
  }

}

ディスプレイをクリティカルで白色,ファンブルで赤色で光らせるようにしています.

簡易的に音も鳴るようにしています.

 

実際に動かしてみました.

振って数字が変わるという挙動はできていますが,振っている最中は数字が変わり続けるのでイカサマ感が残ります.
そのため一応ボタンでも数字が変わるようにしています.

色々対策・その他のアルゴリズムも考えてみましたが,今回は個人的タイムリミットなのでここまでにします.
フィルタを組み込んだちゃんとしたものが作れる方はぜひご教授ください!


2021年9月23日木曜日

Hacray pomi pocket gimbal レビュー

8年ぶりに満月と重なった中秋の名月をこんなにみんな興味あったかなというぐらい眺めているようです。

多くの人が上を向いているのはいいことかもしれません。


さて、一眼レフカメラなどデカくて重い機器を持ち歩きたくないので、あまりにカメラに興味はなかったのですが、1年以上前に2度いわゆるアクションカムを買いました。

今回はその1度目の方のレビューになります。

Hacray Pomi pocket gimbal

hacrayのジンバルカメラです。

Goproなどのアクションカムは撮影時のぶれを電子的に修正しますが、ジンバルカメラは物理的にぶれを修正するカメラと思ってもらえれば大体いいと思います。

同梱物は本体・シリコンケース・充電コード・説明書といたって最小限


モニター側です
特にスイッチなどはありません


底にはカメラ用の三脚などに対応したネジが切ってあります
また、マイクもここに位置しています


モニター反対側には撮影開始用のボタンがあります


起動時の状態です
このタイプのカメラではモニターは大きい方だと思います

以下スペックです
・4K, 1080p, 720pで各30fpsでの撮影が可能
・画角は広角のみ(具体的な数値は110°程度か)
・タイムラプス、ランドスケールなどの撮影モードにも対応

この他にも本体からのwifi接続とスマホの専用アプリを用いたカメラの操作及び現在写っている被写体の確認が可能です

ファームフェアのアップデートによって、パソコンの外部カメラとして用いる事も可能です



さて、これだけではカメラのレビューとしては不十分かと思われるので実際に撮影しました

さらに折角なので動画にしました
2バージョンありますが、内容は一緒です

ただ私の"知識不足"のため、動画にかなりノイズやコマ落ちが発生しています

閲覧の際はご注意ください