2021年8月31日火曜日

馬刺しを買うためだけに千葉県に行った話

公共交通機関が発達している関東では県境って意識するんでしょうか?
などと言い訳を考えつつ、例のごとく青春18きっぷが余っていたので巷で話題になっていた馬刺しの自動販売機を見に千葉県は松戸に行ってきました。


馬刺しといえば九州地方が有名ですね。
九州出身の友人曰く、九州ではスーパーの刺身コーナーに売っているような感覚で生食用の馬刺しが売っているらしいです。
なぜ千葉県で馬刺しなのか、一応個人的に調べてみました。

馬肉のことを桜肉と言ったりします。
この桜肉と呼ばれる由来はいくつかあるのですが、一説には千葉県佐倉市には江戸時代に幕府直轄の馬の牧場があり、「馬と言ったら佐倉」と言われていたことから佐倉→桜となったのが桜肉と呼ばれる起源とされています。
今でも千葉県北部では馬肉を提供する居酒屋や精肉店がそれなりにあるようです。


そんな馬肉文化が根付く千葉県に馬肉の自動販売機が登場しました。
現在、松戸市、市川市、鎌ヶ谷市に計4ヵ所設置されているようなので、以下にまとめます。

黒いピンの左上から順に時計回りで
松戸市松飛台390-5 (NTCデリバロジスティック前)
・鎌ヶ谷市新鎌ヶ谷駅前 (らぁめんものこころ新鎌ヶ谷店前)
・鎌ヶ谷市富岡1-4-64 (NTCデリバ本社工場前)
市川市本北2-23-7 (京屋酒屋店さんの店舗前)

今回は松戸にある自動販売機に足を運びました。

というわけで、東松戸駅に来ました。


京成成田空港線(北総鉄道)に乗ってもいいのですが、ケチって東松戸駅から歩きます。2.8km……いける、いけるとか言いながら土地勘のない私は住宅街を歩き出し始めました。


大通りに出てしばらく歩くと工業地帯にでます。
マブチモーターの本社ってこんなところにあったのか、などと考えながら目的地目指しながら炎天下の中を歩いていきます。


目的地付近に来ると「馬さし」ののぼりとともに、白い自動販売機が見えてきます。


かなり引きの画ですが、「World House Meat Logistics Center」と書いてあります。
馬肉専門の卸売業者のようです。


目的の24時間稼働馬刺し専用冷凍自動販売機です。
高速道路のSAにある食べ物が出てくるような自販機ですね。


すべて生食用で700円のものから1500円まで取り揃えてあります。
今回は700円のオーソドックスなものを購入しました。


購入完了
家に帰って気づきましたが、写真はパッケージの裏面です。
保冷剤効果1時間なのでどう考えても1時間以内に帰れませんが、現地を後にします。


というわけで家に到着したので開封します。
えぇ…、少ない
わずか50gです。まあ、こんなもんですよね。
写真を見直したところ、自販機にもきっちり「50g」と書かれています。
ちなみにユッケ用の辛みそだれが同梱されいます。


というわけでユッケにしました。
うん、戻し作業を怠ったためすこし冷凍感が残りますが、おいしいです。
人生でユッケなんてなかなか食べないし、いい運動にもなりました。
なにより電車代はかかってない!


今回は以上です。
早く大手を振って旅行に行けるようにならないか、待つばかりです。

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